壁殴代行投資顧問(過去回顧)

証券会社の10年間 古いエントリーからどうぞ twitter @PunchingWallAgt

こうすればよかったのか・・・その3

これが後悔の最後

 

証券マンは、その場の流行の商品ばかり

売ろうとする傾向がある。

投信になると、銀行までいる始末だ。

こうなると、大きい銀行や証券会社でもめまくって

選んでもらえない可能性があがってしまう。

しかも、セールストークまで一緒だ。

 

だから、以下の作業で商品は売る

 

1.相手の意思を尊重する

  株をやったことがない人に、株式や、株式投信、REIT投信を

  ねじ込もうとしても意味がない。

  参考程度にこういうのがある、というのにとどめる。

2.ポートフォリオの説明をする

  大体大手ほど、中身を勉強していない。

  勢いで売る傾向にある。下手すると月次レポートすらない。

  それを余所の商品であっても渡してあげる。

  同じ扱いがあれば、うちに移してもらえる可能性があるし、

  ちゃんと知りたい人も多いので、こちらも説明できるし、勉強になる。

  可能な限り、どういう商品なのか、中身は何なのか説明してあげる。

  上位3銘柄だけでもえらい感謝される。不思議だ。

3.こちらの提案は、基本的に最後

  お客さんが自分を選ぶには、相当な勇気が要る。

  だからこそよくそこを分かってあげて、買ってもらえると有難いことを

  断って、こちらとしてもセールスをする。

  特に、お客さんに不利益な情報ほど、ちゃんと伝える。

  手数料しか説明しないアホがたくさんいる。

  こちらは、信託報酬や監査費用、そのほかの手数料がかかることを

  説明する。その上でこちらの材料を伝えてセールスする。

 

 

これくらいやれば、多分若者であっても老害の証券マンや

銀行マンから、いい預かりをいただけるのではないだろうか・・・